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シェルターを初めて使うお客様から

『ノンフロアーのシェルターは大雨の時大丈夫なんでしょうか?』

という質問を多く受けます。

そんな時私たちは

『シェルターが初めての方は安全が確保されている山小屋併設のテント場に泊まることをお勧めします』

と答えています。

最初から山中のシェルター泊で完璧なまでの悪天候対策はできないと思いますが、もし強い雨が降って水が上がってきてしまった時は小屋に泊まってしまうという選択肢を用意しておくことでそれらの不安から解放されシェルター泊を始めやすくなります。

そして経験を積めば積むほどいろいろな工夫を覚えシェルターでもほとんどのシーンで対応できるようになっていくのです。
ヒマラヤの里山を走破するGHTprojectでは、氷河の上での使用や吹きすさぶ風にも対応する耐気候性能、そして長期の遠征にも耐え得るシェルターとしてFREELIGHTのシェルターが使われています。

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GHTメンバーの1人である根津貴央氏がPCT(パシィフィック・クレスト・トレイル)を歩いている時の話です。

その時は総延長4264㎞のうちすでに3980㎞歩いてもう十分楽しんだところでした。
予報では翌日から数日天気が落ち着き、その後また悪くなるとのことだったので悪天候になる前に標高の高いエリアを超えてしまえば大丈夫だろうと考え先へ進みました。
峠を登っていると途中で雪が降ってきました。
峠の周辺で吹雪につかまってしまい、前後が見えない状況に。
それ以上進めなくなり、そこでビバークすることにしました。
彼は身を隠せる場所を見つけFREELIGHTのSwing Tarpで小さな空間を作り、その中で体力の消耗を防ぎ救助を待ちました。

雪が振り続ける中、食料も尽きかけた6日目、奇跡的に救助ヘリによって発見され生還したのです。

Tarpでシェルターを作り命をつなげる。これは経験と知識、工夫によって自然から身体を守ることができたからです。

勿論私たちはそんな危険なシーンに逢うことは無いと思いますが、経験と工夫によって活用することができるようになっていけばこのような過酷な状況でさえシェルターで対応できるのです。

初めから完璧を目指さず、まずは気軽に山小屋併設のテント場からシェルターを使い始め、少しずつ経験と工夫を積み重ねながらトレッキングをお楽しみください。

>タープ&シェルター詳細はこちら

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